Architect6建築事務所では幾つかの物件の計画が同時並行で進んでいますが、現在実施図面を描き進めているのが「下之一色の家」です。ブログタイトルから判るように、家の中にパティオ(中庭)があるのがこの家の最大の特徴で、落葉木が植わる吹抜けの最上部は大きなトップライトになっており、家の中でありながら自然光に満ちあふれた屋外のような空間になる予定です。
CG右側には屋根が掛っていない普通の中庭も見えています。このソトのパティオとウチのパティオとの対比がどのような感覚をもたらしてくれるのか、とても楽しみであります。
一枚目のCGの逆アングル。トップライトと吹抜けの様子が理解していただけるでしょうか。2階の四角い開口部は子供室のもの。ウチのパティオが持つ屋外的なイメージをより強調する為に、外壁に穿った穴のような意匠にしています。
1階部分においては屋内外を同一のタイルで仕上げる事で水平方向の拡がりをもたらし、パティオの吹抜けによって2階と1階との連続性を保っています。そこに大きなトップライトが加わる事でこの家の一体感はより高められ、家族同士の距離がとても近く感じられるようになるでしょう。