豊田市内で建設が進む小原の家では、ドアハンドルや表札、紙巻器などを特注で製作する予定です。お施主様が自身のイメージを形にするために「千葉工作所」という、なかなか面白そうな会社を探して来られました。
鉄や真鍮、ステンレスを用いた素朴で味わいの深いアイテムを製作販売しているのですが、素材や仕上げ、寸法や形状など細かな要望を反映した特注にも応えてくれます。
先日、お施主様と共に名古屋市南区にある千葉工作所のアトリエに出掛けて打合せをしてきました。
ドアハンドルや紙巻器、タオルバーなどの金物は見た目だけでなく、実用性や耐久性(特に腐食や錆の問題に関して)についても充分に考慮する必要があります。
また、せっかく特別に拵えてもらう金物達を美しく取付をしなくては勿体ないですから、固定方法についてもスケッチを交えてディスカッションを繰り返しました。
時間が過ぎるのを忘れてしまう、かなりマニアックな打合せでしたが、家の雰囲気にどのような変化を与えてくれるのか?完成した金物が現場にやってくるのが、とても楽しみです。