昨夏に着工した「下之一色の家」がまもなく竣工します。
本日はプロのカメラマンに竣工写真を撮影してもらいました。
この家の最大の特徴は屋内と屋外の二つのパティオをレイアウトしたプランです。屋外のパティオはキッチンの正面、LDKでL字型に囲いこみ水平方向へと視覚的に拡がりを与えています。
一方の屋内のパティオは階段廻りの吹抜け空間。見上げると大きなトップライト越しに空を臨む事ができる、垂直方向へと展開していく仕掛けです。
L字型のLDKの中央にある、このインドアパティオはこの住宅の中心軸。一階のパブリックなエリアと二階のプライベートな空間を貫き、家族の空間と個人の空間を繋ぐとても重要な空間です。
トップライトから差込む陽光が織り成す変化は、見飽きる事がありません。躍動的ながら静寂も感じる事ができる面白い空間になりました。