東京都内で建設が進んでおりました「Floating Boxes」が無事竣工し、お施主様に引き渡しをさせていただきました。
準防火地域内での木造3階建てのガレージ付きコートハウスです。
プロジェクトごとにお施主様のご要望やイメージを丁寧に拾い上げながら、間取りはもちろんデザインのテイストもそれぞれの個性が出てくるように心がけております。
今回はダークなトーンが前面に出ており、シンボルツリーの「ドラセナ」が醸し出す雰囲気が、すこしばかり西海岸に建つ住宅の様に感じられます。
緩やかな傾斜の前面道路や縦横に走る電線がカリフォルニアのトロリーに見えてきませんか?
インテリアはヴィンテージ調のフローリングを中心に落ち着いたシックな雰囲気で仕上げています。
天井と壁は漆喰をベースにした左官材料を用いており、空気の清浄効果とともに柔らかなテクスチャーが寛ぎの空間を演出しております。
中庭に顔を覗かせる高木は「ロシアンオリーブ」。オリーブではなくてグミの木の仲間だそうですが、外部で用いたドラセナと同様に地中海性気候の爽やかな風が吹いてくるような気がしてきます。
ソファやダイニングセットはアルフレックスで揃えております。お施主様とご一緒にショールームで現物に腰掛けたり、生地のサンプルを見比べながら決めさせていただきました。
当事務所では建物のデザインのみならず、インテリアや造園まで各ジャンルのプロフェッショナルとともにトータルでお施主様にご提案をさせていただいております。
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