本日は当事務所の設計事例「陶芸作家のギャラリー兼住宅」をご紹介。
ギャラリーと制作の場であるアトリエ、そして住宅という異なる要素をパティオで結ぶプランとしました。
陽光や雨が降り注ぐ凝縮された自然を表現したパティオが、パブリックな空間であるギャラリーとプライベートな空間である住まいを緩やかにつなぎ、流れるような施主の生活動線を視覚化しています。
またこのパティオは住宅部分の玄関(写真右側)へのアプローチを兼ねており、水盤を据えた中庭のシンボルツリーを眺めながら家の中へと歩を進めます。
向かって左側がプライベートな空間との結節点であるパティ。水盤が視界に入りますが、高さを抑えた地窓としており、住宅部分のプライバシーを保っています。
右手のカウンターには渾身の作品たちが並び、横長のスリット窓腰に行き交う人の興味を引く仕掛けとしています。
また出入り口のドアは古材風の仕上げを施したオーク材を用い、味わい深い雰囲気を演出しています。
「Architect6_kenchikujimusyo」
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