私、シンプルな建築を設計しておりますが、古い町並みを散策するのが結構好きだったりします。今回は「一色の家」の打合せの帰り道、碧南の町に立ち寄りました。
名鉄の碧南駅周辺は巾が狭い路地も多く、古い町屋や住宅、寺社などが多く残っていて風情たっぷりです。上の写真は駅からほど近い、大浜漁港の夕景です。歴史はとても古く、南北朝時代からその存在が確認されているそう。その町並みの趣の深さにも納得です。
こちらは現存する最古の味醂醸造元「九重味醂株式会社」。今年、こちらの「本みりん 九重櫻」がモンドセレクションを受賞したそうです。
それにしても重なりあう屋根、重厚な壁、折れ曲がった路地。街のちょっと寂れた雰囲気が、より私の心を引きつけます。しばらく碧南通いが続きそうです。