2009年のジュネーブショーが開催されましたね。私、結構なクルマ好きなので、この手の情報には目がありません。不景気と、相変わらずの環境重視の世の中。エコを売りにした、現実的な、ある意味夢のないクルマの出品が多いのでは、と勘ぐっていたのですが、意外や意外。エコ技術を搭載した、クルマ好きの為の車両が多く出品されていました。
その中でも、特に目を惹いたのが「インフィニティ(日産)」の「エッセンス」。まったく国産車らしからぬ流麗なボディライン。古典的なロングノーズ・ショートデッキなスタイルで、何となくマセラティの影響も感じるデザインながら、文句なしにカッコいいと言えるクルマでしょう。そして434馬力を発生するツインターボ直噴ガソリンエンジンに、158馬力を発生するモーターを組合せたハイブリットシステムを搭載。これを素直にエコと呼べるかどうかは別にして、ラグジュアリースポーツカーに対する一つの回答でしょう。
残念ながら市販化の予定は無いとの事ですが、是非とも発売して欲しいと思います。買えませんけど・・・。実際、各国メディアからの反響は大きいようですし。