ETC割引を利用して、東京までドライブしてきました。東京の設計事務所に勤めていた時の友人宅を出産祝いで訪ね、その後は久々に表参道や銀座を散策したのですが、その変化の早さには毎回驚かされます。
でも変わらない場所が確かにあるのも東京の魅力。赤坂迎賓館はそんな魅力的な場所の一つです。後ろの高層マンションが少々残念ですが、ここが日本である事を忘れてしまいそうな景色です。ちなみに設計者は私が以前Blogで紹介した「ジョサイア・コンドル」の、最初の日本人の弟子「片山 東熊」で、東宮御所として1909年に建設されました。もう100年も前の建築なんですね。その後紆余曲折を経て、1974年に建築家「村野 藤吾」の手により、迎賓館として改修されたものです。
東京に住んでいた時には、自転車を主たる移動手段にしていたのですが、時折ペダルを止めてこの景色を眺めていました。大都市のイメージの割にはコンパクトな東京の街を巡るのには、自転車が一番しっくりと来るような気がします。今回は自動車でしたけどね・・・。
一方、変化の早い東京の街でいま話題になっているのが「H&M」のショップでしょうか。
こちらは日本二号店となるファッションブランド「H&M」の原宿店。お隣の「Forever21」と共に、たくさんのお客さんで賑わってました。ガラスのボリュームが空へと舞い上がっていくような上昇感のある外観や、普段見かける一般的な建材を使用しながらも、新しさを感じさせるインテリアデザインには好感が持てました。
今回はあまり建築を見て来なかったのですが、しばらくは東京ネタが続くと思います。どうぞお付き合いください。