今日は名城大学の同級生、丸田知明君が設計をした「土岐の家」を見に行ってきました。
私とは設計の志向性が違うものの、やっぱり丁寧に設計された建築を見に行くのは非常に勉強になりますし、大いに刺激を受けます。
土岐市街を見下ろす谷間に佇む、トンガリ屋根のキュートな木の家。彼らしい雰囲気が溢れています。
感心したのは、この朴訥な風情の谷間にあって、以前からここに建っていたかのような据わりの良さ。この住宅が建てられるのを、この土地が待っていたかのようでもあります。
それはきっと材料の選択の的確さもさる事ながら、その形態やボリューム、レイアウトが適切だから。恐らく何度もこの地を訪れ、スタディーを繰り返したのでしょう。手を抜かない仕事は、気持ちが良いですね。
植栽工事の完成も楽しみです。
さて明日は、私が設計をした「ロノジノイエ」が上棟を迎えます。震災の影響で、合板を始めあらゆる建材が非常に手に入りにくい状況が続いていますが、取りあえず建物の骨組みに必要な材料は確保出来ました。
天気も良さそうですし、楽しみですね。