最近、仕事が立込んでいて日付が変る頃までパソコンに向かっているのですが、日曜日はF1モナコGPをテレビ観戦していて日付が変りました。特にF1が大好きという訳でも無く、この日もたまたまテレビを付けたらスタート直前だったので、最初の方だけ見るつもりでした。
しかし今年のレースはとても熱かった。結局最後まで見てしまったのですが、その一番の理由が「小林 可夢偉」選手の激走です!今シーズン、初戦以外は全レースをポイント圏内で終えている彼の調子が良い事はニュースで知っていましたが、モンテカルロで手に汗握る良いレースを見せてくれました。
中盤以降5番手を走り続けていた彼は、摩耗するタイヤを労りつつも時にアグレッシブな走りを見せ、終盤には4番手にまで順位を上げたのです。
日本人ドライバーが、モンテカルロで上位争いをしている!なんと素晴らしいことか。
前を走るのはセバスチャン・ベッテル、フェルディナンド・アロンソ、ジェイソン・バトン。そして後ろにはマーク・ウェーバーにルイス・ハミルトン。世界のトップガン達が集まるF1の舞台で上位を狙うには、彼らと闘いそして勝たなくてはいけない。当たり前の事だけど、それがどんなに凄い事か。キリキリする展開にずっと目が釘付けになってしまいました。
最終ラップでウェーバーに抜かれ、5位でチェッカーフラッグを受けたのですが、彼の今後には大きな可能性が感じられました。
彼は「コース脇の日本の国旗が、僕に力をくれる!」と言っていたそうですが、モナコGPでの彼の走りを見て、わたくし元気をもらいました!