「御幸山の家」の実施設計が終わり、引き続いて実施設計に入っているのが「長久手の家」。東垂れの新興住宅街に建つガレージハウスです。
西面道路であるため思い切って窓を設けずに西側を閉じ、東側に向かって開くプランにしました。白い箱を積み上げ、それらを囲うようにして壁を打ち立てています。この壁は街区からプライベートな空間を切取る一方、一部にスリット状の開口部を設け、ここに暮らす家族の生活感が街に対して滲み出るようにしてあります。
吹抜けがあるリビングの完成予想CG。左手の大開口の先には高台からの景色が拡がっています。まだまだ設計はスタートしたばかり・・・。暫くの間、パソコンの画面との睨めっこが続きます。