「一社の家」の実施設計が始まりました。鉄筋コンクリート造のガレージハウスで、スキップフロアとした6層構成になっており、縦方向にリズミカルな空間が展開していくプランになっています。
上の完成予想CGはガレージから、アプローチを兼ねた中庭越しにリビングを見た所です。イメージのベースにしたのはバルセロナの旧市街に建つアパートで、リビングからダイニング、ライブラリー、個室、サニタリー・浴室へと、上に行くにしたがいプライバシーの高い部屋を積み上げています。
1階は街路の延長の様なセミパブリックな空間として表現したかったので、ガレージから中庭そしてリビングまで同じ床材で仕上げる予定です。
お施主様との最初の出会いは、2010年5月に開催した「瑞穂の家」のオープンハウスで、基本計画が始まったのが今年の6月頃。長らくお待たせしてしまいましたが、いよいよ実施設計に入らせて頂けます。
ご期待以上の満足感を得ていただけるよう、まずは徹底的に図面を描き切ります。