前回のアップからまた間が空いてしまいました。先月末には「一社の家」の実施設計の締め切りがあったのですが、仕事が建込んでくるとどうしてもブログはサボってしまいます。
さてそんな忙しいさなか、昨年秋に「RealStyle」で取り置きしておいたルイスポールセンのPH50がわが家に届きました。
何でこんなに時間が掛かったかというと、同時に注文しておいたダイニングテーブルの納品にタイミングを合わせたからなんですが、それにしてもこの照明の放つ光の柔らかさ、そしてディティールの美しさは思わず見とれてしまいます。ダイニングの廻りの雰囲気がぐっと良くなりました。
ご存知の方も多いと思いますが、「PH50」はルイスポールセンの傑作ペンダントライト「PH5」の50周年記念モデルで、私が購入したのは「ワサビグリーン」と名付けられた、優しい緑色の仕上げがなされたモデルです。
全く同じ物を「竜泉寺の家」のお客様がダイニングで使っているのですが、それを見て僕もすごい気に入ってしまい、ずっと欲しいと思っていました。
それが昨秋、たまたま近所のインテリアショップで展示してあったこの照明が、ショップのリニューアルの為に現品処分で安く売っていたのを見て、即決してしまったんですね。
照明はただ単に空間を必要な量で照らすだけではいけないと、普段の設計の中でも色々と工夫をしながら計画をしているのですが、このPH50の優しい光を見ていると住宅に必要な光の本質を教えてくれているような気がしてきます。