2012年もあっという間に5月になってしまいました。昨年11月に実施設計が始まったと、このブログ書いた「一社の家」が先月無事に着工しました。
地上3階地下1階建ての鉄筋コンクリート造のガレージハウスで、この家の一番の特徴は、階を半分づつ登っていくスキップフロアになっている事です。法規上は4階建てですが床のレベルは6層あり、垂直方向の動線のダイナミックさが際立つ空間構成となっています。
上の完成予想CGは、天井高4.7メートルの玄関に入って吹抜けを見上げた視点です。リズミカルに登っていく階段を見えます。
間口に対して奥行きが深い長細い敷地ですが、それを縦に細長く分割するプランになっていて、この玄関やサニタリーなどは平面的にも立体的にも細長い、ちょっと異様なプロポーションの空間を積み重ねるようになっています。
こちらのCGはダイニングからリビングを見た所。リビングから中庭、その先のガレージまでフラットに繋がっている一体感の強い空間です。ここは街路の延長の様なイメージに仕上げたかったので、内部と外部に同じ床材を張ります。
他にも見どころが満載の一社の家ですが、現場の写真も交えながらボチボチご紹介させて頂こうと思います。